海藻エキスは根を強くするだけじゃなく果実肥大にも効果ある有機肥料

2024/02/20

どうも、大麻を育てるニューヨーカーことKei(@chill_5000)です。有機で大麻栽培を始めてそれぞれの有機資材が持つ栄養素の違いに驚くばかり。今回紹介するのは自分も愛用してる「海藻エキス」について解説する。

海藻エキスは根っこを強くして成長を促すだけでなく、増糖・食味アップ・着色増進・果実肥大の効果もある最高の有機資材!

海藻エキスの「アミノ酸」は根を強くするだけじゃなく果実肥大にも効果ある

海藻エキスとの出会いは栽培を始めたばかりの頃、アウト栽培をしていたこともあって害虫問題の対策を考えないといけなかった。その時に海藻エキスが根っこ系の病気や害虫に効果があると知って調べたんだけど、調べれば調べるほど興味深い有機資材。

まず海藻エキスの特徴として旨み成分のグルタミン酸を筆頭に15種類以上のアミノ酸が豊富に含まれており、アミノ酸も一部はそのまま植物に吸収されるのでタンパク質合成に使われるエネルギーを節約でき、節約したエネルギーで細胞を強化する為に使われたり、増糖・食味アップ・着色増進・果実肥大の効果などの効果が期待できます。また、花芽の形成を形成するプロリンと根張りをよくするメチオニンが入っているので、液肥で安定的に与えることで健康でたくさんの花芽を持った大麻の苗が作れます。

海藻エキスの「ミネラル」は植物の代謝を安定させる効果がある

アミノ酸以外にも「ミネラル」も含まれており、必要量は少ないものの欠乏すると生育に悪影響が出るので海藻エキスから得られるのは良い。ミネラルは植物の代謝に関わるので安定に供給することが必要。

海藻エキスの「多糖類」は植物の代謝を安定させる効果がある

海藻はヌルヌルしてるやつが「多糖類」というやつです。この多糖類が土壌に散布されることで土壌粒子をくっつけて団粒化を促進する効果があります。また多糖類は有機物を分解する過程で植物が利用可能な形の栄養素を作り出す土壌微生物の餌になるので土壌の生物性が向上するので植物が利用可能な形の栄養素がいつでも取れる環境を作ることができます。栄養素が常に利用可能な環境を作るのは超大切!

(関連記事:元気な大麻に育てる際に超大切な「窒素」に関する話(前編)

海藻エキスの使い方としては1万倍に希釈して使うのが一般的で100mlの水に1gの海藻エキスを溶かして100倍希釈液を作ると簡単。例えば4Lの水に対して使う場合は40mlの希釈した液を入れて使う感じです。だけど、これは購入する海藻エキスによって異なるので取扱書を読もう。

ちなみに自分の場合は取扱説明書に書いてある量だと欲しいppmが取れないから多めに入れてます。農業は正解はないからこそ、自分の育てている苗のベストを探そう!

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