有機で土を作る上で出てくる蟻を重曹と砂糖で殺せるか挑戦

2023/07/25

どうも、大麻を育てるニューヨーカーことKei(@chill_5000)です。一時帰国中に庭の土に米ぬかと家庭内で出た野菜や果物のゴミを埋めたのはいいけど、蟻が大量発生!これはタイのファームで土を作る上でも高確率で同じ現象が起こると思ったのでこの蟻をどうすれば殺せるのか調べた結果「重曹」と「砂糖」を混ぜた薬剤が効果があるらしいのでまとめてみた。

有機で土を作る上で出てくる蟻を重曹と砂糖で殺せるか挑戦

自分のように土を作る際に家庭内の野菜や果物のゴミを埋めるとそれを求めて蟻がたくさん出てくる。蟻が大量発生すると何がまずいかというと蟻は蜜腺から甘い蜜を分泌することでその蜜を求めてアブラムシが発生しやすくなる。また、一部の蟻は害虫との関係を持ち、害虫を保護してしまうことがあります。これにより、農作物に害を与える害虫の数が増える可能性がある。

またアブラムシは植物の葉や茎の汁を吸って栄養を得るため、大麻の葉や茎にダメージを与えます。多くのアブラムシが集まると、植物の成長に支障をきたすことがあり、アブラムシ問題はアウト栽培をする上では必ず直面すると言っても過言ではないくらい天敵の害虫です。

なので、アブラムシを大量発生させないためにも増える原因になる蟻は早めに対策をする必要がある。

今回は農家ではよく使われている「重曹」と「砂糖」を混ぜた薬剤を作ることにした。

重曹を使う理由としては科学的なデータは出ていないが蟻が重曹を食べると体内で化学反応を起こし、二酸化炭素が発生して、死ぬらしい。なら、重曹だけでもいいじゃん?と思う人がいるけど、重曹だけでは蟻が食べないので砂糖と混ぜて一緒に重曹を食べてもらうのが一般的らしい。

科学的なデータがないなら意味ないじゃんと思う方もいるが、自分もその1人だった。だけど、多くの農家さんが蟻対策として重曹と砂糖を混ぜる薬剤を作っているので意味が全くないと言うわけではないのでどうなるかみるためにも一度作ることにしてみた。

比率としては重曹と砂糖に対して2:1もしくは1:1で作るらしいが、今回は1:1で作ることにした。パッとみではどっちが重曹で砂糖かわからない。これでは蟻も間違えて食べてしまう理由がわかる。

容器は発泡スチロールを少し切って、蟻が入りやすいようにした。あと風で飛ばされる可能性もあるのでピンで固定した。

置く場所としては「アリの巣がある場所」と「蟻が列を作ってる場所」の2箇所に置いた。だけど、これを設置した後に気付いた…これでは強風が吹けば飛んでしまうし、雨が降ったらせっかく作った薬剤も濡れて使えなくなってしまう。

何かいい方法がないか色々調べた結果ペットボトルを1/3ほど切って、サイドに2箇所蟻が通れるように切り込みを入れて、蓋の中に重曹を入れたものを土の中に埋めて、その上に作ったペットボトルを被してペットボトルが飛ばないようにした。

これで雨が降っても、強風が吹いても中の薬剤が飛ばされることはない。って思ったけど、後日見たら濡れて、ぐちょぐちょになってた。これでじゃすぐに変えないといけないからコストがかかると悩んでいたら素晴らしい情報をゲットした。

ペットボトルを切って、風にも飛ばされず、雨も凌げる簡易的な蓋が作れた!しかも、キャップ部分に重曹と砂糖を入れた粉を入れることができるから超便利!

作り方は簡単で、ペットボトルを切って、側面に蟻が通る道を作るだけ!あとは大量に発生してる場所に置くだけで終わり。

数日重曹と砂糖を混ぜた薬剤を置いてみた結果…確かに効果あった。蟻の数は少なくなってたが、野菜や果物のゴミが出るたびに土に埋めてるのでゼロとは言えないけど確実に数は減ってる。多くの農家さんが「理由はわからんけど、効果あるわ」って言う理由がわかるくらいの実感。

これはファームでも活用できそうな知識なので今回はメモがてら記事にしたけど、アウト栽培してて蟻に悩まされてる人は一度トライする価値はあるのでやってみて!

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