葉が黄色い?葉っぱの色でどう大麻の状態がわかるのか

2023/05/26

どうも、大麻を育てるニューヨーカーことKei(@chill_5000)です。

この間、剪定をしていたら葉っぱの色が黄色の葉を発見!横にいたタイ嫁が「葉が黄色くなるのってなんで?」って聞いてきたので葉が黄色い場合の原因について調べてみたのでまとめる。時期によって黄色になって良い場合と注意が必要な場合がある。

葉っぱの色でどう大麻の状態がわかるのか

成長期後半に入ると葉っぱの色が変わっている葉が何枚か出てくることがある。もし幼苗期や成長期前半で変色した場合は「大麻栽培をする上で栄養不足対策をボストン在住の先輩グロアーに教えてもらった」の記事を参考に追肥して。

まず葉が黄色くなっていくのは順調に育っている証拠なので安心して欲しい。開花2週間前になると開花に必要な栄養素が適切な割合で供給され、大麻が最後の週に花の生産にエネルギーを注いで、結果葉っぱの色が黄色になるのは自然なことだけど、成長期後半や開花期に葉っぱの色が変わるのはよくない。

大麻の葉っぱが本来とは別の良くないタイミングで黄色くなる一般的な原因は「栄養不足」「水の与えすぎまたは水分不足」「温度」「風」による場合が多い。

1:栄養不足

必須微量元素が欠乏し、葉っぱの色が黄色になる。特に下段の扇状の葉の黄ばみは窒素の不足が疑わしい。窒素が行き渡ってない理由に培地や養液のpHの値が原因な場合が多い。栄養素を与えても培地や養液のpHの値が外れてると栄養素を吸収しないので葉っぱが黄色くなってしまう。

その場合はpHが正しく設定する必要があるので「大麻を育てる上で土のpHがなぜ大事なのか調べてみた」の記事を参考にして、pHを調整してほしい。

ちなみに培地や養液のpH値が望ましい範囲(土の培地は6pH~7pH、ハイドロは5.5pH~6.5pH)と言われている。

2:温度

葉っぱが黄色くなる理由の1つとして「温度」が関係する。成長過程によって適正温度は変わるけど、だいたい15度から27度の数値から外れると葉っぱが黄色くなることがある。特に昼と夜の温度が激しい場合は葉っぱが黄色くなりやすいです。なるべく安定した温度を保つためにもライトを設置したり、ファンを設置したりと対策が必要になる。

自分もアウトで栽培してるけど温度差の調整は非常に難しい。特にパタヤは昼は35度を超えるけど、夜は28度あたりだから昼の時間帯の温度調整をしっかりしないといけない。今の現状ではミストの設置とファンの設置と遮光シートで対応してる。

(参考記事:パタヤの天候に適したアウト栽培で使えるビニールハウスを考えた

3:風

強風に当たり続けると葉っぱはストレスを受けて、黄色くなったり、破れてしまったりとダメージを受けやすい。家のアウト栽培の場所は風が通りやすく、強風を受けやすい。風が葉っぱにストレスを与えるって知らなくて、ビニールハウスの入り口を開けていた結果、入り口付近の大麻の葉っぱの一部が黄色に変色したり、破れたりしてた。

対策としては強風が当たるのを阻止して、ファンを使ってビニールハウス内の風調整をする。

4:水の与えすぎまたは水分不足

水の与えすぎや水不足は葉っぱの色を黄色くする原因になる。兆候としては水の与えすぎの場合は植物の葉がわずかに垂れ下がり、黄色くなった葉に銅や茶色の斑点が出てしまい、その結果根の周りの酸素量が減って病原性嫌気性微生物が繁殖しやすくなると葉っぱの色が黄色くなる。また水不足でも葉っぱが黄色に変色することがあるからややこしい。

対策としては土の状態を確認して、水やりを定期的に行い、データ化して適切な水の量が絶えず鉢にある状態にするのが望ましい。

他にも葉っぱが黄色くなる要因はあるかもしれないけど、代表的な4つを書いておいた。大麻栽培は小さいことが成長の妨げになるので毎日こまめにチェックして、大麻の状態を確認するのが大切なので定期的にチェックしましょう!

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