魚骨ってどんな肥料なのか初心者でもわかるように説明してみた

2023/08/01

どうも、大麻を育てるニューヨーカーことKei(@chill_5000)です。開花期の中で重要な栄養素「リン酸」を手に入れるにはどうすればいいか調べたら「魚骨」がリン酸を多く含んでいることを知った。

なので、今回は魚骨がどんな有機肥料なのかをまとめてみました。

魚骨ってどんな肥料なのか初心者でもわかるように説明してみた

魚骨は文字の通り、魚の骨。魚骨は家庭でも手に入りやすい有機肥料ですが、実はこの魚骨は植物の成長には欠かせないカルシウムとリン酸が豊富に含まれている有機肥料なんです。

カルシウムは植物の細胞壁を作り、植物自体を強くする役割があり、リン酸は植物の成長と開花、果実の形成に重要な役割を果たす力があり、特に大麻の場合はリン酸は花の形成と開花を促進させる重要な栄養素です。他にもマグネシウム、亜鉛、鉄、銅、マンガンなども含まれていますが、これらはそれほど期待しないほうが良くて、カルシウムとリン酸が豊富な有機肥料として認識しておけばOK。

リン酸が豊富に取れる有機肥料は他にもあるけど、魚骨を使うメリットは時間をかけて栄養が土壌に行き渡る持続性と魚骨は高カルシウムであることから土壌のpHがアルカリ性に寄る傾向がある。土は雨が酸性なことから土も酸性に偏りやすい傾向があるので魚骨を使うことで大麻が育ちやすい中性に土を整えることができる。

こんなにメリットがあるとデメリットもあるのでは?と思うかもしれないけど、デメリットは「魚の骨を細かく砕く作業が必要であること」くらい。家庭内で出た魚を再活用するなら砕く必要があるけど、既に細かく砕かれた魚骨も肥料として売られてるのでそれを買えばデメリットはない。

もちろん分解して、発酵するにはある程度時間がかかるので要注意。
(関連記事:農業初心者向けに発酵と腐敗を農家目線で説明してみた

少量のリン酸とカルシウムが欲しいなら家庭内で出た魚の骨を砕けば、有機肥料として使えるって最高だよね!捨てられることが多い魚の残り物を活用することで、無駄を減らし、地球にやさしい農業を実現することが可能。素晴らしい有機肥料なので、是非使ってみてください!

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