「大麻を育てることが地球を救う」と言い切れる理由を話そう

2023/06/15

どうも、大麻を育てるニューヨーカーことKei(@chill_5000)です。大麻っていうと「吸引」のイメージが強いですが、自分が大麻を育てる理由の1つでもある「大麻を育てることで地球が救われる」ってのをもっと多くの人に知ってほしい。

そして、もっと知ってほしいのは自分が大麻事業をする目的は「大麻農業で世界を救う」こと。

自分が大麻事業に取り組む意味を考えてから読むと興味深いと思います。あと「ヘンプと大麻って別でしょ?」と認識してる人もいますが、同じ植物です。ヘンプ=大麻です。では、今回は大麻を育てることがどう地球環境に良いのかを説明しましょう。
(関連記事:ヘンプと大麻草(マリファナ)の違いを知らない人へ

大麻を育てることが地球を救うと言い切れる理由を話そう

大麻には色々な魅力があるのですが、今回は身近な環境問題にフォーカスして4つ紹介します。

1:持続可能な代替原料

大麻は持続可能な代替原料(繊維製品・紙製品、建築材料、食品や燃料など)に代用可能な原料として知られています。

日本では紀元前8000万年(約1万年前)の鳥浜遺跡(福井県)で麻縄が出土した例もあるほど古くから大麻が身近にある生活でしたが、経済が成長するにつれて手間や生産量などの問題から麻を使うのではなく、手軽に商品化できる別の原料を使って作られるのが主流になりました。

だけど、近年の世界的な大麻に対する見方の変化から再度大麻が大替原料として話題になりました。大麻は茎(繊維部分、木質部分)、種、葉、花穂、根といった全ての部位を産業用途に活用することができるすごい植物。しかも、有害な原料や環境によくない原料は大麻に置き換わることで環境改善に繋がって、最近だと茎の部分を使って作られたヘンプクリートを使った建築が世界で話題になってた。

昔は当たり前だったけど、無駄なくすべてを余すことなく利用可能な大麻ってすごくないです?

2:土壌浄化の効果がある

「いや、森林の土が死んでたら無理じゃん」って思った方はストップ。実は大麻を育てることで土壌浄化の効果がある。大麻の根っこは環境汚染物質と毒素を綺麗にしてくれる”バイオレメディエーション”と呼ばれる作用があり、土壌に栄養素を補うことができる。つまり、大麻を栽培すればするほど土壌汚染を浄化し元に戻すことができるということ。だから、世界中に植えればいいと本気で思ってる。

バイオレメディエーションは、微生物や菌類や植物、あるいはそれらの酵素を用いて、有害物質で汚染された自然環境を、有害物質を含まない元の状態に戻す処理のことである。 バイオレメディエーションの典型例は、劣化した有機塩素化合物のような特定の土壌汚染物質を、微生物によって処理するような場合である。

また大麻は金属、農薬、溶媒、原油、その他の有害物質などによって汚染された土壌も綺麗にしてくれる。そんな最高な効果が得られる大麻を一部の人たちは「奇跡の作物」とも呼んでいる理由がわかる。

3:森林破壊を救う

私たちが私生活の中で紙製品や建材を使うために森林伐採が進むにつれて、永続的な森林破壊が起こり、地球全体の森林は回復不能な状態に追い込まれているのが現状だけど、森林破壊を救うには大麻が良い。

その理由は大麻は樹木に比べると成長が速い上、同じ量の商品を生産するのに必要な量もはるかに少なくて済む優れた原材料だから。

自分自身もタイ嫁が育ててるのを横で見てて思ったのが樹木が商業用として使用されるまで育てるには20年から50年単位と言われてるけど、大麻なら半年で収穫できる。しかも、過酷な環境にも大麻は強い。もし世界に大麻を植えれば、間違いなく世界中の森林破壊の問題は解決すると言い切れる。

4:二酸化炭素を減らす

大麻を育てる場合、一般的な木と比較して単位面積当たりの二酸化炭素(CO2)吸収力が5倍程度あると言われている。

二酸化炭素問題は近年深刻化していて、二酸化炭素が増えると地球温暖化が進み、そして気候変動をもたらす。これは50年以上前から提唱され続けている。実際に現在は地球温暖化が進み、北極や南極の氷河や氷床に貯蔵されていた氷が解け、標高の低い土地やサンゴ礁でできた南国の島などが水没する危険があるし、温暖化によって地球の平均気温が上昇すると海や地面から蒸発する水分の量が増え、水蒸気の量が増えれば、雨量も増加し、豪雨の発生に繋がり、異常気象が起こりやすくなっている。ここ数年の異常気象の回数を数えると年々ひどくなってるのがわかるね。

また、二酸化炭素が増えることで日常で口にしてる作物にも影響する。米を例にあげると、気温が高い日が続くことで、濁りやヒビが入って見た目が悪くなったり、炊いたときに崩れやすくなるなどの影響がある。大麻には二酸化炭素問題を解決する力がある。

自分たちはさらに有機栽培にこだわる理由

ここまで読めば「大麻ってすげー」って思う人もいると思うけど、タイ嫁と自分はさらに有機栽培にこだわってる。理由は世界的に高騰してる「肥料問題」が関係してる。穀物需要の世界的な増加やエネルギー価格の上昇に加え、ウクライナ危機などの影響により、世界中で化学肥料原料の国際価格が大幅に上昇してる。化学肥料に頼っていては持続可能な農業はできない。

なのでタイ嫁と自分は化学肥料の代用として今現在捨てられている籾殻や米糠とか牛糞など本来捨ててるものを再利用して、過剰に肥料を与えない&農薬を使わない自然農法を考えています。

詳しくは「世界を救うためにタイで有機大麻農業をやる」に書いてるので、そちらをどうぞ。だけど、日本でも大麻が解禁されて、世界的に大麻を育てるのが一般化すれば環境問題は大きく改善される。そんな世界が生きてる間に来ることを願いながら、自分とタイ嫁はタイで大麻を育てて、少しでも地球が救えるように引き続き活動します。

あとせっかく大麻を作るなら自分も全部綺麗に使いたいなってことで大麻の苗が5000本植えれたら茎を再活用してアパレルやりたいなって思ってる!そして、売り上げに対して何%かを大麻の苗を植える活動費にまわせば、地球を助けるサポートができるからこれは絶対やりたい。そのためにもまずは5000本植えるのタイ嫁と頑張ろう。

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