大麻を育てる上で水のpHとecの値がなぜ大事なのか調べてみた

2023/05/23

どうも、大麻を育てるニューヨーカーことKei(@chill_5000)です。大麻栽培をする上で土のphの値と同じくらい大切なのが水のECの値。自分も大麻栽培をきっかけに植物を育てた身なので、水のECなんて測ったことなかったので初心者にもわかりやすいようにECについての紹介をしたいと思います。

土のphに関しては「大麻を育てる上で土のpHがなぜ大事なのか調べてみた」の記事で紹介してますので、そちらをチェックを。

水のp H値とEC値って何?

水のpH(水素イオン濃度)とEC(電気伝導度)は大麻栽培において重要な指数です。pHは水の酸性度やアルカリ度を表し、ECは水中の溶解物質の濃度を測定します。適切な水のpHとECを与えないと大麻は元気に育ちません。

水のpH(水素イオン濃度)とは?

水のpHは根の周囲の土壌のpHと密接に関連しています。適切なpH範囲は根の健康状態や栄養素の吸収に重要な役割を果たします。一般的に大麻の栽培に適したpH範囲は5.8から6.5の間と言われている。pHが高すぎると栄養素が利用できなくなり、植物の成長が遅くなる可能性があり、逆にpHが低すぎると根が酸性になり根の発育が妨げられます。

大麻に水を与える際のpH値は6.0から7.0の間にしてるけど一部の栽培者は水のpH値を5.5から6.5の範囲のほうがいいって言うけど、この範囲はほとんどの栄養素が植物に利用可能な状態だからそう言ってると思ってる。

水のEC(電気伝導度)とは?

水のECは水中の溶解物質(栄養素、ミネラル、塩分など)の濃度を表します。適切なEC範囲は栄養素の吸収と植物の生育に超重要です。一般的に大麻の栽培に適したEC範囲は1.2から2.0 mS/cm(ミリシーメンス/センチメートル)の間です。ECが高すぎると根が塩分にストレスを感じ、成長が遅くなる可能性があり、逆にECが低すぎると植物に必要な栄養素が不足する可能性があります。

苗の場合は、1.2から2.0 mS/cmの下限に近い値が適しているとされ、開花期はEC値は上昇し、最大2.0 dS/mまで達することもある。

ちなみに測るのは土から出てくる水「ドレナージ水」を測ろう。大麻を栽培する際に鉢の下に皿を置くと思うんだけど、そこに溜まる水のECを測るのが一般的と言われている。

ドレナージ水のEC値が高い時の対処法

「ドレナージ水のEC値(電気伝導率)が高い=土壌または水中の栄養塩(植物が成長するために必要な栄養)の濃度が高い」と言うこと。原因として考えられるのは3つ。

(1)栄養液の濃度が高すぎる
これがは最も一般的な原因。あまりにも多くの栄養液を与えると土壌や水中の栄養塩の濃度が高くなりすぎてしまい、結果として植物はこれらの栄養を吸収できず、残余の栄養塩がドレナージ水のEC値を上昇させる。

(2)植物の栄養吸収能力
ある種の環境ストレス(例えば、病気や害虫、温度や湿度の問題、適切な光が得られないなど)により、植物が栄養をうまく吸収できなくなる場合がある。植物が栄養を吸収しきれず、その結果、余分な栄養塩が土壌に溜まるとドレナージ水のEC値が上昇させる。

(3)水や土壌のpH値
pH値が適切な範囲にないと植物が栄養を吸収する能力が阻害される場合がある。pHが適切でないと栄養素が土壌中に溜まり、ドレナージ水のEC値が上昇する可能性がある。

水のpHとECの調整方法

pHの調整にはpH調整剤を使用するのが一般的。有機物を使って調整する場合は一般的なpH調整剤には酸性の場合にはレモンジュースやクエン酸、アルカリ性の場合には石灰水や重炭酸ナトリウムが使われる。pH調整剤を使用する際には適切な量を計量し、水に均等に混ぜることが重要。

ECの調整には栽培水に栄養素を添加して調整する。一般的には肥料や栄養液を水に溶かして投与する。肥料の使用量は、製品の指示に従って正確に計量し、水に溶かして投与しよう。

また水道水はpHが高い時があるからちゃんと調整しよう!こんな感じで水のpHとecの調整して、高品質の大麻を育てましょ。

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