どうも、大麻を育てるニューヨーカーことKei(@chill_5000)です。自分はコーヒーは飲めないけど、お茶は日本人らしく大好きで年中飲んでるんですが、このお茶を作るときにお茶のパックの中に入ってる「お茶殻」って有機肥料になるって知ってました?
今回はこのお茶殻がどんな有機肥料なのか勉強したことをアウトプットしたいと思います。
お茶殻って昔は釣りが好きな人たちはミミズを飼うのにお茶殻と土を混ぜた中で飼っていたと言われていて、ミミズは有機栽培をやってる人ならご存知の通り、土壌改良はするわ、土壌の通気性、排水性上げるわ、有機物分解するわと土の中の神様的な扱いなんです。そんなミミズを育てる環境として使われていたのがお茶殻なんです。
緑茶・玄米茶 ⇒ 一度蒸してあるので発酵しやすい。
ほうじ茶・麦茶 ⇒ 蒸した後炒られているので少し発酵に時間がかかる場合もあり
紅茶・烏龍茶 ⇒ 発酵茶の茶殻は最も早く発酵します
お茶のパックといっても色々な種類のお茶がありますが、自分は烏龍茶を使っています。では、実際にこのお茶殻にはどんな栄養素があるかというと窒素が豊富でリン酸とカリウムも少量ですが入ってます。
また、お茶殻は酸性なので、アルカリ性の土壌にお茶殻を混ぜることで、土壌のpHバランスを調整することができます。なので、大麻を育てる場合はpH6から7が良いと言われてるので7以上だったらお茶殻を土に混ぜると適正なpH値になる感じです。またお茶殻にはカテキンという成分が含まれており、これが害虫を遠ざける効果もあります。
お茶殻肥料を作る際は乾燥させることが大切です。乾燥させないで使うとカビや虫を発生させる原因になってしまうだけでなく、洗脱を引き起こす可能性もあります。
洗脱とは、土壌中の栄養素が水分とともに土壌の深い部分へ移動したり、場合によっては完全に土壌から流出してしまう現象を言います。
せっかくなら100%の栄養素を土に入れたいのでちゃんと乾燥させてから使うのが良いです。また、電子レンジを使って乾燥させる場合は600Wで2分ほどやるのが良いと色々な人が言ってましたが、自分は2分やったのですが乾燥しなかったので結局外に干すことにしました。電子レンジを使いすぎるとお茶殻を焦がす可能性もあるので自然に乾燥させる方が良いですね。
乾燥したらあとは土に混ぜれば完了!お茶殻は分解する際も熱をそこまで出さない有機資材なのでそのまま使っても良いですし、土作りの際に他の有機資材を入れて、米ぬかなどを使って発酵させてから使っても良いです。自分みたいにお茶好きの人は是非お茶殻を有機肥料として使ってみてください!
初めましての人へ