どうも、世界のペコマンチことケイ(@chill_5000)です。前回「ヘンプと大麻草(マリファナ)の違いを知らない人へ」で違いについて簡単に話しましたが、ヘンプは医療・産業の分野で研究が進み、食品と薬・繊維のほか、バイオ燃料や植物性プラスチックといった分野で近年利用されていて、特にヘンプは繊維としてすぐれた性能を持ち、植物全体を資源として最大限に使える「エコな素材」として世界的に注目されている。
今回はヘンプが持つ4つの特徴とデメリットについて話をします。
ヘンプの繊維は強度が高い。服や鞄などに使われている通常の糸や布は洗濯をするたびに強度が弱くなっていきますが、ヘンプ素材の物なら逆に洗濯をするごとに強度は強くなる特徴があります。
また、洗濯をするごとに繊維がしなやかになるため、肌あたりが良くなるのも特徴です。
ヘンプ繊維は湿度を調整したり、洗濯後の乾きが早い、熱伝導が低いなどの特徴があり、ヘンプ製の服があれば、1年中着まわせるのが特徴。
ヘンプ繊維を使った服は夏なら1枚で涼しく着ることができるし、服はコットンやウール製品の服と重ねて着れば、薄手でも体を十分に温めてくれる。夏と冬は服装に困る時期だからこそ、ヘンプ素材の服は持っておきたい。
実はヘンプ繊維はUVカット効果もある。これは「Hemp Foundation」というNGO団体が研究した結果ではヘンプ繊維は99.9%ものUVカット効果があり、コットンより50%以上も優れているという結果がが出た。
これによりたくさんある繊維の中でヘンプ繊維は”高い紫外線カット効果”があることがわかった。UV対策は年齢を重ねれば重ねるほど気にするようになるので、紫外線が気になる人はヘンプを使った商品をオススメする。
年齢が重なってくると気になるのが「匂い」ですが、ヘンプ繊維の服を着ることで「抗菌・消臭効果」を得ることができる。
ヘンプ繊維は抗菌性が高く、消臭効果も抜群。何度も洗濯できない上着やカバン・マットのようなアイテムにも最適です。抗菌・消臭に強いヘンプ製の服は毎度洗濯する必要がなく、水の節約にもなる、エコな素材として活用できます。
残念なことにヘンプの繊維は強度が高い反面、あまり伸縮しません。
なので、使うアイテムや用途にあわせて伸縮性が必要な場合はニット生地を選ぶのがベター。また、紡いだ糸を編みこんでニット生地にすれば、ある程度改善が可能だけど、他の素材に比べると弱いので用途に合わせて選ぼう。
以上4つが特徴とデメリットでした。今現在、国や地域によってヘンプに対する考え方も異なりますが、ヘンプを活用する際はTHC成分をほとんど含まない品種を扱い、産業用の生産をするのが主流です。じゃあ、日本ではヘンプ栽培は無理なのか?というと違うます。日本の場合は自治体に届出を提出すれば栽培が可能ですが、日本のように「麻薬」のイメージが強い場所では、たとえ産業用でもなかなか理解・普及が進まない。
大麻が世界を救うようにヘンプも世界を救うからこそ、俺も年内で農園を手に入れたら大麻草と一緒にヘンプも育てよう。あっ、ヘンプが持つサスティナブルな面は「大麻草と勘違いされるヘンプは実は超サスティナブルなんだよね」の記事で紹介してるので、そっちも読んでね。
初めましての人へ